7月5日から１６日にかけて四角いメロン「カクメロ」を収穫しました。稲沢・稲沢緑風館高校の園芸科と生活科学科の授業で収穫、調査を実施しました。

　型枠（フレーム）と果重で１個約３．５kgのカクメロを収穫した生徒は「見かけよりすごく重い」と驚いていました。パンパンに内圧がかかったフレームを開けると四角いメロンが目に飛び込んできます。

　外観調査では、果重、四角さ、ネット、果皮色等を調べ記録しました。四角さは、良好で角がしっかりでている「四角いメロン」ができました。ネットの状態は、一見するときれいに見えますがよく観察すると密度、太さにばらつきが目立ちました。高級マスクメロンとして不十分であり、栽培の難しさを痛感しました。

　内部調査では、糖度、果肉色、食感、食味、香り等を調査しました。まず、種の部分の四角さにインパクトがある「四角いメロン」ができました。糖度は低めで食感は硬めでした。切り分けていくとメロン独特の芳香があふれ上品な甘さとあいまって食味は良好でした。

　試食した生徒は、「皮のそばまで甘くておいしい」と笑顔で喜んでいました。今回のカクメロ栽培を通して貴重な体験学習ができました。